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少年が歩いていると遠くの地面に何かが見えてきた。 一面の赤茶色の大地に黄色シミのようなところが薄く見える。 少年の歩くスピードは変わらないが、大きく遠い目標の前に小さくすぐ手に届く目標が現れた事で自分の中の不安が打ち消されたようにしっかりと歩いていく。 だんだんと黄色いシミが大きくなってくる。黄色いシミを見ながら歩いていく少年。シミの輪郭がはっきりしてく る。 少年「(砂だ。)」